計算方法と根拠

年金額の求め方

老齢基礎年金の年額は「満額 × 保険料の納付などの月数 ÷(40 年 × 12 か月 = 480 か月)」です(日本年金機構)。令和 8 年度の満額は、昭和 31 年 4 月 2 日以後生まれの方で年額 847,300 円(月額換算で約 70,608 円)です。保険料を 480 か月すべて納めれば満額になります。

免除などの期間の換算

平成 21 年 4 月分以降の免除などの期間は、全額免除が 8 分の 4、4 分の 1 納付が 8 分の 5、半額納付が 8 分の 6、4 分の 3 納付が 8 分の 7 の割合で月数に数えます。免除を受けた期間も、納めた月数の一部として年金額に反映されます。

付加年金

月額 400 円の付加保険料を納めた期間がある場合は、200 円に付加保険料を納めた月数をかけた額が、年額に上乗せされます。

使っている式

計算式
名前やっていること式
年金額の計算に使う月数納めた月数に、免除などの月を割合(8 分の 4〜8 分の 7)で換算して足した月数です。480 か月が上限です。a = min(cap, paid + zen * wFull / 8 + q1 * wQ1 / 8 + half * wHalf / 8 + q3 * wQ3 / 8)
基本の年金額満額 ×(月数 ÷ 480)です。base = full * a / cap
老齢基礎年金(年額・目安)(結果)基本の年金額に、付加年金(200 円 × 付加保険料の月数)を足した額です。円未満は切り捨てです。floor(base + fuka * fu, 0)
月額の目安(結果)年額を 12 で割った額です。実際は偶数月に 2 か月分ずつ支払われます。floor((base + fuka * fu) / 12, 0)
年金額の計算に使う月数(結果)免除などを換算した月数です。a
満額に対する割合(結果)年金額の計算に使う月数を 480 か月で割った割合です(付加年金は含みません)。a / cap * 100

式の記法: + - * / ^(べき乗)、かっこ、min / max / round / ceil / floor / pow / abs / sqrt、if(条件, 真のとき, 偽のとき)。round(x, 桁) は四捨五入、ceil は切り上げ、floor は切り捨てです。

設定値(定数)と出典

設定値と出典
項目値出典時点見直しの周期
老齢基礎年金の満額(年額・昭和31年4月2日以後生まれ・令和8年度)847,300円日本年金機構「老齢基礎年金の受給要件・支給開始時期・年金額」(令和8年度の満額 847,300 円・昭和31年4月2日以後生まれ。免除期間の割合・付加年金 200 円)2026年10月27日毎年 4 月の年金額改定で確認(次回見直し 2027年4月1日)
満額になる加入月数(40 年 × 12 か月)480か月日本年金機構「老齢基礎年金の受給要件・支給開始時期・年金額」(令和8年度の満額 847,300 円・昭和31年4月2日以後生まれ。免除期間の割合・付加年金 200 円)2026年10月27日年金制度の改正のたびに確認(次回見直し 2027年4月1日)
全額免除の月の算入割合(8 分の 4)4/8日本年金機構「老齢基礎年金の受給要件・支給開始時期・年金額」(令和8年度の満額 847,300 円・昭和31年4月2日以後生まれ。免除期間の割合・付加年金 200 円)2026年10月27日年金制度の改正のたびに確認(次回見直し 2027年4月1日)
4 分の 1 納付の月の算入割合(8 分の 5)5/8日本年金機構「老齢基礎年金の受給要件・支給開始時期・年金額」(令和8年度の満額 847,300 円・昭和31年4月2日以後生まれ。免除期間の割合・付加年金 200 円)2026年10月27日年金制度の改正のたびに確認(次回見直し 2027年4月1日)
半額納付の月の算入割合(8 分の 6)6/8日本年金機構「老齢基礎年金の受給要件・支給開始時期・年金額」(令和8年度の満額 847,300 円・昭和31年4月2日以後生まれ。免除期間の割合・付加年金 200 円)2026年10月27日年金制度の改正のたびに確認(次回見直し 2027年4月1日)
4 分の 3 納付の月の算入割合(8 分の 7)7/8日本年金機構「老齢基礎年金の受給要件・支給開始時期・年金額」(令和8年度の満額 847,300 円・昭和31年4月2日以後生まれ。免除期間の割合・付加年金 200 円)2026年10月27日年金制度の改正のたびに確認(次回見直し 2027年4月1日)
付加保険料を納めた 1 か月あたりの年金額の加算(年額)200円日本年金機構「老齢基礎年金の受給要件・支給開始時期・年金額」(令和8年度の満額 847,300 円・昭和31年4月2日以後生まれ。免除期間の割合・付加年金 200 円)2026年10月27日年金制度の改正のたびに確認(次回見直し 2027年4月1日)

入力できる範囲

入力項目
項目範囲初期値
保険料を納めた月数(厚生年金などの加入期間を含む)0〜480か月480か月
全額免除を受けた月数(平成 21 年 4 月分以降)0〜480か月0か月
4 分の 1 納付(4 分の 3 免除)の月数0〜480か月0か月
半額納付(半額免除)の月数0〜480か月0か月
4 分の 3 納付(4 分の 1 免除)の月数0〜480か月0か月
付加保険料を納めた月数0〜480か月0か月

結果は、同じ条件なら本サイトのどのページでも同じ数字になります(ページの数字も、計算ツールも同じ計算の仕組みで出しています)。

ご利用にあたって

  • 昭和 31 年 4 月 2 日以後生まれの方の、令和 8 年度の満額にもとづく目安です。昭和 31 年 4 月 1 日以前生まれの方は満額が異なります(844,900 円)。
  • 平成 21 年 3 月分までの免除期間は換算の割合が異なるため、このサイトの計算には入れていません。年金額の端数処理や、厚生年金(報酬比例部分)・繰上げ・繰下げは含みません。
  • 年金額は毎年度改定されます。実際の見込額は、ねんきん定期便・ねんきんネット・年金事務所でご確認ください。